タンポポだより
>>タンポポだより >>  「・・・芍薬・・・」
 

 

 

芍薬の花の香りがする。仄かにする。

5本しかないのだけれど、その香りはふぁ〜〜んと、然りげ無くあたりを包んでいる。

上質な薫り…。

すっくと立っている。エレガントな姿。

華やかなのに、自慢するような押しつけがましさがない。
もし10本…20本、いや30本あっても同じかも…。

はらはらと花びらが散る。
音もあまりしない。

上品な「さよなら」をするものだと感心する。

気がつけば「さよなら」か〜〜。

芍薬をみて思ったこと〜〜。

 

 

 

 

 

                                                   感謝

 
                                                宮本信子
   
Copyright© Miyamoto Nobuko All Rights reserved.