タンポポだより
>>タンポポだより >>  「・・・上海映画祭・レッドカーペット・・・」
   
 
「最人気作品賞」!
お客さまが投票して下さって選ばれたとの事でした。嬉しかった〜〜(笑)
なによりの御褒美!お客様が一番!ナンテ、ステキなんでしょう〜〜。ありがとうございました。
中国は年間40本の外国映画を上映し、その半分はハリウッドの映画と聞きました。(私の聞き間違いではないと思いますが・・・・)
数少ない日本映画上映の機会でしたから、私も出席した意義があったと思います。
 
  レッドカーペット。雨が降ったらどうするのかしらと、余計な心配もしました。私は着物ですしネ。

しかし、会場になかなか到着できません。
我々の運転手さん、会場の駐車場入口が「分からない」と云う。
通訳の方は携帯で連絡し、中国語で何やら早口で喋っている。

道路は警察が車や人の整理におわれている。我々が車を止めていると「早くいけ!止まるな!」と大声で云う。
警察が1人、2人、3人とふえ、「早く!早く !!」どんどん話声が大きく、激しくなり、まるでケンカのようなんです(笑) 運転手さんが車から降り、通訳の方も降りて、警察に事情を話す。「駄目だ!止まるな、早くいけ」と。

ラチがあかず、日本側団長 富山社長は「すみませんねぇ〜〜」と私におっしゃって、ついに車から降りる。「眉山」チームは、3台の車に分散していた。後からプープーとクラクション。
「眉山」プロデューサー遠藤さん(普段は静かで控え目な方)が、まっ赤な顔して「どうなっているんですか !! 」と走ってくる。もうぉ〜〜〜大変〜〜〜。

どうも約束の時間とか、連絡や通達が、どこかで滞っているようでした。私は流れにまかせていました〜〜〜(笑)のんびり。

レッドカーペット到着までに、3回、会場周辺をまわり(1プロックが広いんです。)4回目にやっと着きました。遅刻ギリギリの状態でして・・・・主催者側もあわてていました 。

レッドカーペットは普通、俳優、監督、プロデューサー 各国3名〜4名なのに、「眉山」チームだけは、なんと全員で歩いたのでした。(マネージャー、メーク、着付の方も)

犬童監督、富山社長、黒瀬真奈美さん、そして私は堂々と・・・・。スタッフの皆さんは、小さく小さく目立たぬようにと・・・・。
 
 

宮本信子

 

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